南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

ヘル・ボーイ 可

ヘルボーイ デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]

惜しいです。非常に惜しいです。ポテンシャルは波の間に間に見えども、中がだるかった。

孤軍奮闘の哀愁のヒーロー、好みです。猫好きなんて、泣かせます。役者さんの態度も声も満点。ガールフレンド役もお似合い。半魚人エイブ君だって、新人エージェントだって、素敵です。いい場面は最高です。でも、そこに行くまでがつらい。予告編を見て、楽しそうと思って借りて来ました。でも、その予告編で楽しい場面が、もうほとんどカバーされてました。つまり、映画2時間弱マイナス予告編5分(も、ありますかね?)が、弱い。

いくらハロウィーンとはいえ、悪魔嫌いのあちらのお国だったら、大衆の反応はあれでは大人しすぎ。子供が夜中にビルの屋上で真っ赤っ赤のおじさんに会ったら、普通もうちょっと反応がありますよね。(いくら、テレビで見てたって)余談ですが、人気のアニメ「ドラゴン・ボール・シリーズ」の登場人物、ミスター・サタン。こちらでは、何とハーキュリーズに改名。何で??と現地人に聞いた所、やっぱり子供番組に善玉の悪魔さんはおかしいと。日渡早紀さんデビュー作「悪魔くんシリーズ」なんて、どう訳すんでしょう?

閑話休題
映画の話に戻って。ラストのキスシーンがとてもおあつかったです。あの山盛りのパンケーキは、誰か後で食べたのでしょうか?おいしそうだった。