南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

アイス エイジ 優

アイス・エイジ〈特別編〉 [DVD]

家族共々、お気に入り。学校休暇には必ずといっていいほど見ます。息子が初めて劇場で見た映画です。暗いのが苦手な息子は、劇場が暗くなった途端、「誰か電気つけて。」でも、始まってしまえば、こっちの物。一心にスクリーンを見入る息子は、もうすっかり映画のとりこ。


最初にお目にかかるのが、伏線主役のリスの先祖。どんぐりの埋め場所を求めて、永い時を放浪します。本当は、最初のシーンが終わった所で、踏みつぶされて終わりの予定だったそうですが、良かったね、結局映画のキャラの中で一番長生きします。


そして、メインは、機嫌は悪いけど本当はとっても優しい、マンモスのマニー、ことマンフレッド。口の回りすぎる、頭がいいんだか弱いんだか、判断しかねるナマケモノのシド。猫好きにはたまらない、ニヒルなサーベル・タイガーのディエゴ。氷河時代の始まりの氷の世界を舞台に、集団からはぐれてしまった人間の赤ちゃんをめぐって、どたばたギャグ満載のストーリー展開です。でも、実はこれ、とっても崇高な、思わず涙してしまうテーマが隠されているんです。何度見ても、涙が出てしまうんで、息子に諭されます。このシーンは見ちゃ駄目だって。


とにかく氷がきれいです。ハッピーエンドで、皆収まる所に収まって、めでたしめでたし。ちょっと蒸し暑い夜に、最適かと。