南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 金星の帯

夕方の東の空


「エルウッド・ビーチ上空のヴィーナスのベルト」より抜粋(APOD日本語版八月九日)

雲のないたそがれの間、日の出直前か、日没直後に、水平線の上の大気の一部が、僅かに色の悪い、淡い桃色に見えます。ヴィーナスのベルト(Belt of Venus)と呼ばれる、この色の悪い帯は、暗く陰った空と青空の間にあり、太陽の反対側も含めてほぼ全域にわたり見ることができます。真上の青空は、通常の太陽光が大気で反射されています。しかし、ヴィーナスのベルトの中では、もっと赤く見える、沈む(あるいは昇る)太陽からの光を大気が反射しています。

うちのベランダから臨める東の空は、晴れるとこの桃色帯がよく見えます。写真は夕べの八時過ぎ。これから夏至までまだまだ日が延びます。