南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 動物移植

「動物移植、許可される」ニュージーランドヘラルド紙、十二月十三日

ニュージーランド政府が、病気の危険性、その他の諸々の医学的問題を検討し終わったら、移植が再開されるそうです。ただし、移植を受けた患者は登録され、まだ実験段階であることを承認する署名をし、その後の経過も逐一記録に残していかねばならぬ、と、生物倫理審議会(The Bioethics Council)。

老齢化の進む現代社会で、臓器提供者は減少するのみ。これは、歓迎できるニュースですが、

The report also raised the issue of xenotourism -- where people wanting transplants of animal tissue travel to a country where such operations are legal -- and whether New Zealanders should be prevented from receiving xenografts in other countries.
報告では、臓器移植観光業の問題についても提起している。動物移植を希望する人々が、その治療が合法な国へ旅行すること、それから、ニュージーランド人が動物移植を他国で受ける事の是非を。
(訳 南の猫)

臓器移植観光業、今風にカタカナに直すと、ゼノ・ツーリズム。エコの後はゼノ?のどかな羊の牧場は、豚の飼育場にとって変わられるのでしょうか?