南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 昨晩の月(FUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラで夜空を撮ろう 第九弾の続き)

昨日のなかを先生のご指摘のように、夜の細い月だとどうしても露出オーバーの白化け写真を撮ってしまうFUJIFILM FinePix F10 デジタルカメラ。露出指定、シャッタースピード指定のできないこのカメラ。一応、いじれるマニュアル設定の所は、露出補正-2、ホワイトバランスは太陽光。iPhotoでまた露出補正を思いっきりマイナスに下げ、シャープ加工をかけても元が白く焼ききれてますので、何もでてきません。

もう、限界かな、と、勝手に決めつけていた所に主人の一言。「ISOを変えてみたら?」

これも調整できるのを忘れてました。
一月六日の月 iSO800調整前 ISO800(自動)
一月六日の月 ISO80ISO80設定 自動シャッタースピード1/12
一月六日の月 ISO80ISO80設定 自動シャッタースピード1/10
同じ月を見ているのに、微妙にシャッタースピードが違ってきます。全部、又、iPhotoで露出アンダー、シャープ加工を同じ数値だけかけました。少し、でこぼこが見えるようになりました。シャッタースピードがかなり遅いので手振れするかと思いましたが、何とかなってます。主人がごっつい三脚を貸してくれると申し出ましたが、この華奢なコンパクトカメラをとりつけるのは何とも不自然と辞退しました。どうせ、三脚まで引っ張りだすなら、一眼レフを使いたいのが本音。でも、そうすると、今度は後処理(RAWなんてやったことない)が大変そうですので、後日の課題ということで。

蛇足として、どこかでデジタルズームはオフにした方がいいと断言してしまいましたが、撤回します。この場合は、ズームはできるだけ活用しないと、ますます露出オーバーがひどくなります。