南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 "Kung-fu Hustler" 百聞は一見にしかず

一言で言えば、面白かったです。ただ、もっとドタバタのギャグだと思い込んでいたのを、すっかり裏切られました。格闘シーンがかなり本格的に撮られてますね*1。びっくり。かなりのブラックユーモアにびっくり。時々、入る真剣なカットの叙情たっぷりのきれいさにびっくり。さりげなくも、たっぷり入れられているもりだくさんの映画のパロディーにびっくり*2。と、いうことで、爽快爆笑コメディーではありません。かなり、一生懸命観ないと、ついていけない映画でした。でも、結局いきつく言葉は、面白かった〜、笑った〜。作品を追いかけたくなる監督さんであります。

蛇足:
スパイダーマン」と「カサブランカ」と「風とともに去りぬ」*3の台詞のパクリ、中国語でどう言っているのでしょうね*4。漢字を見てみたい。全然わからないのですが、広東語の響きが大好きだったりします。

*1:もちろん、コメディーですが。

*2:きっと、気づかなかった所もたくさんあるのでしょう。

*3:何だかもっとあったような気もするけど、とにかく後から後からこういうのが積み重なるので、全部拾おうとすると、かなり大変なのではないでしょうか。私はパス。

*4:こちらでは、英語吹き替えで観ました。