- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/10/28
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (150件) を見る
初めにお断りしておきますが、私はリチャード・ギヤが苦手です。あの手のハンサムと言われる顔と、それ相応にあてがわれる役がどうも……ですので、それなりの覚悟(?)をしてみました。なかなか、よかったです。どうしても日本版の「Shall We ダンス?」が頭の中で再放送されながらの鑑賞になってしまいましたが。
役所広司さんは好きな役者さんです。でも、どちらかというともう少し元気な役柄の方が好みです。何といっても、むか〜しのNHK大河ドラマの織田信長役の時のファンですから。ドラマはその後もあちこちで顔を拝見していたと思いますが、あまり邦画は観ませんので、後、思いつくのは「たんぽぽ」のヤクザ役くらいです。日本版では倦怠感漂うサラリーマン役。社交ダンスを始めた頃の不器用振り、懸命なる練習振りなどがほのぼの笑いを誘います。でも、私には後半がちょっと長過ぎました。ハリウッド版は、最初がちょっと……リチャード・ギヤ、どうしてダンスなど始める気に……?それに、初心者にしては、うますぎ(笑。西洋人なら誰でも踊れると思ったら、おおまちがいです。これは、保証できます。ダンスをしない人は、役所広司サンのあの不器用さなど目じゃありません。と、前半はかなり辛口で観てましたが、後半からよかったです。なんと言っても脇をかためるのが、ベテラン、スーザン・サランドン。彼女の悩める奥さん振りはさっすが。彼女の出た作品「テルマ&ルイーズ」「依頼人」などなどが頭をよぎります。
と、いろいろ雑念込み、ついでにお月様撮影で、何度も休憩の入った鑑賞でしたが楽しかったです。一番印象に残ったのが女性二人の熱情的なランバシーン。あれは日本人にはできませんね〜。