次々と歯の抜けている息子です。昨日、上の前歯が抜けました。二本目です。下の前歯の一本もまだ半分ほどしか出ていないので、かなり剽軽です。さて、いつもの妖精もどきの出番。この妖精もどき、非常に頼りなく、すでに一度コインの置き忘れなどしております。まだ、歯があるよ、と、いぶかしげに起きてきた息子に、あらま、妖精さんはきっと忙しかったのでしょ、もう一晩待ちなさい、と、とりつくろう、情けない親です。
さて、夕べも紙に包んだ歯をしっかり枕カバーにしまう息子。財布にコインがあるのは確認済み*1。が、夜遅くまで書類とにらめっこしていた妖精もどきは意識朦朧で就寝。大事なお勤めを失念。
朝、ラジオ目覚ましの音に、意識が甦ると、何やら嫌な予感。お〜っと、歯だ、歯だ、コインだ、コインだ、と、焦りまくって、起き出し、息子の部屋に忍び込みます。まだ、目は閉じてます。そ〜っと、そ〜っと、歯とコインを交換し、任務終了。後はなにげなく朝の食事の支度なぞ。
しばらくして起きてきた息子。
"Mum, I've got a coin from the Tooth Fairy."(ママ、歯の妖精からお金もらったよ)
「お〜、よかったね」
"Actually, I saw you."(本当は見たんだ)
「えっ、^^;;;;;」
"I saw you putting the coin there."
あの〜、目は閉じていたでしょ。狸寝入りですか、人の悪い……と、息子のせいにしてはいけません。
"That's OK. I still love you."
あくまでも優しい息子です。
*1:ほとんど現金を持ち歩かないので、こういう時に焦ることもあり。財布がまるっきり空でも買い物に困らない、カード天国です、この国。