南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 ジャックとダクスターシリーズ Jak 3 (Mission 60)


Jak 3、ジャックXダクスター 旧世界の遺産ジャックXダクスター2の三部作の完結編。日本未発売ゲーム、ネタバレ全開のご報告となります。

60th Mission プリカーソルの核へ到達せよ
再びトンネルです。爆弾に空飛ぶ防衛地雷を撃ち落とし、回る電磁波や太い柱をよけながら、所々パネルのはげ落ちた穴を避けて進みます。スピードの制御は不能。目をさらにして前方を眺め、曲がった先を見たいと思わず、首をかしげたりしながら、左親指は方向制御。右人差し指はもう自動的に撃ちまくりです。チェックポイントが一つ、大助かり。最後はさすがにきれいに穴無しのトンネル部分となりまして、そこを通り抜けると、真っ暗な空間に浮きました。だんだん、周囲の光の球の輝きが増してきます。きれいです。このゲームの醍醐味はなんといっても動画のきれいな所。惑星の地下深くに設けられたプリカーソル人の基地にと到着です。おなじみの口の長い彫像の基に、エコ力球を納めて、惑星防衛システム始動。いつもの真白ふわふわおじさんが宙に浮いて歓迎してくれました。よく活躍したのでプリカーソル人に昇格してくれるそうです。嬉しそうに光の柱に一歩歩み寄るジャックに、影から姿を表し銃をつきつけるヴェーガー伯爵。我こそが、と、ここでも演説して、「望みは慎重に述べるべきだぞよ」とのプリカーソル人の訓戒も気に留めず、嬉々と光を浴びる伯爵。

ま、それはそれとしてまだ問題があります。惑星防衛システムの作動まで結構時間がかかるので、その前にエロールが敵の攻撃体を始動させてしまったら、もう、この惑星もおしまいなのだ、と、今になってプリカーソル人。さっきの褒め言葉はどこへやら、本来ならば、とっくにエロールをやっつけていなければならないのに、失望したぞよ、ですって。と、言っている間に、少々調子がおかしくなります。真白ふわふわおじさんがいきなり左右にぶれ出し、消滅し、彫像のおなかの扉が開いてしまいました。そこにいたる者こそ、真のプリカーソル人、その実体は、

警告:もう一度、申し上げます。万が一にもこのゲームをどこかでプレーされたいと願っている方は、決してこのオチを読まないでおいて下さい。楽しみが激減します。








なんと、イタチ三匹。ダクスターと同じ姿形でありました。このイタチですが、英語版ではottselと言いまして、otter(カワウソ)とweasel(イタチ)のあいのこだそうです。開いた口の塞がらないヴェーガー伯爵とジャック。"I am a Precursor!"(俺はプリカーソル人)と、狂喜乱舞するダクスター。信じたくないヴェーガー伯爵は銃を向けますが、逆に光の玉に閉じ込められ、そこで願いかなって自分もプリカーソル人の姿体に変身しました。ネクタイ、背広つきですが、ずぼんなし。すーすーするだろ、と、目の前で腕を組んでにんまりするダクスター。と、遊んでばかりもいられなく、緊急なのがエロール退治。とにかく、ダークシップに行ってとめてこい、とのお言葉。でも、防衛システム稼働は?と問うジャック。それまでにはたっぷり時間はあるさ、と断言するお気軽プリカーソル人、たぶん、とフォローする渋顔プリカーソル人、ま、がんばってね、と最後のヒッピー風プリカーソル人。宇宙最強の人種からなんとも心強い言葉で励まされ、テレポートゲートをくぐったジャックでありました。

二周目(ヒーローモード)も、ここは変らなかったような。乗り物は無敵だったのかな?考えずに障害物破壊にいそしんでしまいました。