南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 息子、八歳

に、なりました。予定日よりも四週間近くも早く破水し、あわてて病院にかけつけたあの日より、八年が過ぎ去ったわけです。早いような、遅いような。

 今年は不覚にも予定のたてられない混乱状態に陥り、誕生日パーティーの計画も立てられず。夕べは家族だけの夕食パーティーとなりました。料理のレパートリーのない私が大人数(という大げさな人数でもありませんが)をもてなすと言えば、これできまり、肉の丸焼き、ローストです。息子の希望により、ポーク。三日前にニンニクと生姜と醤油を練ったものを塗りたくった、骨付豚肉をオーブンにほうりこみます。あとは、じゃがいもを適度に切ってオーブンにごろごろ、さつまいも、にんじん、かぼちゃをごろごろ。できあがり直前に、ズッキーニをごろごろ。ブロッコリーだけ蒸しました。

 朝、ぬいぐるみの友達より小さなプレゼントをもらっただけの息子は、一日中、じりじりとしていたでしょうに、非常に我慢強くお行儀よく待っていました。ちゃんと宿題もしたし。来客を待つ間、二人で仲良く遊んでました。テーマは和洋折衷仮装大会。

pose 1 pose 2

 おじいちゃん、おばあちゃん、おばちゃんの到着とともに、待望のプレゼント進呈。それから、娘の番。むずがるといけないと思ったので、息子から娘に渡す小さな包みも用意しまして、プレゼント交換。主人が写真のタイミングが合わず、もう一度やり直し、^^;。娘が難を示すのではないかとの心配は無用でした。二人で無事に二度目の交換を果たし、だっことキス。そして、最後に、父母よりの一番大きな三段重ねの包み。ゲームにTシャツに本に靴に、レゴと、包みをはがしながら、口元が緩みっぱなしの息子でした。早速、新しいTシャツを着込み、靴を履いて夕食の席につきました。

 ロースト・ポークも好評。普段はあまり肉を食べない息子が一番熱心に食べてくれたので、ほくほく。ロースト野菜は大好きよ、と、お義母さんもよくつまんでくれたので、ほっとしました。

birthday cake

 そして、最後は恒例のバナナケーキ。今回のテーマは、宇宙船ドックもどき。う〜む、デザインは今一でしたが、小物に使ったのびのび宇宙船が子供にも大人にも大受けでした。ぬめぬめとした感触は、私にはちょっと……(買ってきた張本人ですが)

 夕食の後は、おおまけにまけて、ちょっとだけ新ゲームを試した息子。大満足の一日だったそうです。が、今日の一言。「あ〜あ、これで又、来年まで誕生日を待たなきゃいけなくなっちゃった」