南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 小鴨の季節

 恒例週間鳥見遊歩道にて、白黒パンダ鴨の後ろに続く黒いふかふかの毛玉が二つ。ほらほら、鴨の赤ちゃん、と、娘に指し示しました。川岸をよたよたと歩いて、浅瀬を苦労して渡ってます。そうか、そんな季節かな、もっと近くで見られればよいのに、と、歩を進めていたら、いました!ベンチでパンをばらまく親子、二人。そこに群がる、カルガモと毛玉が、一、二、三……全部で十一羽!壮観でした。一応、縞模様はあるけど、翼はまだ羽がなくて、手羽先そのもの。でも、小さな身体には不釣り合いなほど大きく見える足には、いっちょまえに水かき。まず、泳ぐんですね、鴨は。毛繕いをしようとして、ひっくり返るさまなど、もう、かわいくて、かわいくて。

 しばらく見ているうちに、親子関係が判明。母鴨、その一にひっついているのが、二羽。母鴨、その二は大所帯で九羽。母鴨、その一は、その二の方の子鴨が近づくと、過激にくちばし攻撃。鴨でも、自分の家族以外は敵ですか……厳しい。

 あ〜、早くコンデジ、帰ってこないかな〜。写真を撮りたい。