南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 "Battlestar Galactica" Season One 中間報告

Battlestar Galactica: Season One [DVD] [Import]

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 レンタル屋さんの陰謀としか思えない、DVD一挙四枚組の一週間貸し出しで、必死に毎晩見ております。一気鑑賞するのがもったいない面白さです。戦艦の形といい*1、人情厚い、錨のような存在感の艦長といい、「宇宙戦艦ヤマト」を懐かしく思い起こしてしまいます。地球滅亡まで後XXX日というのはありませんが、逃亡中の人類総数が五万をきって、ホワイトボードの数字が上下するあたりとか、不治の病をおして任務をこなす指導者とかも、それとなく。波動砲はありませんが、そのうち秘密兵器が開発されそうな予感。

 と、雑念はここまで。天才と何とかは紙一重という怪しげな性格の博士は「ヤマト」にはいませんでした。スタートレックDS9のバシア医師役の役者さんにものすごく似ているのですが、別人であった、この方は、サイロンと言う敵機械人間に操られているのか、狂気の沙汰なのか、二重人格なのか、幻覚と現実の狭間を漂いながらも、どうやら人類の存亡の鍵を握っているようです。彼の潜在意識の表れなのか、本当にとりついているのか、わからないサイロン・人間タイプのナンバー・シックスと呼ばれる神出鬼没の怪美女*2の好演も光ります。エリートで、ナイーブで、どうしようもない典型的な正義漢なのですが、よくやっているではありませんかと拍手を送りたくなる、艦長さんの息子。型破りのはみ出しっこ、天才女戦闘船パイロットに至っては、もう、そのままずっと突っ走っていて下さい、と、声援送るのみ。きまじめな機関部チーフとか、アル中副官とか、他にも興味深い人物がぞろそろ。

 もう少しゆっくりていねいに観たいのはやまやまですが、とりあえず即席入門編として頑張るしかありません。何でも、Season Threeがお国元で十月から始まるらしい(って、明日ですね、十月)ので、こちらに来るのも時間の問題かと。それまでに、Season Twoもこなしておかなければなりませんし。きっと、新シリーズの始まる前に再放送があるでしょうから、番組表を気をつけて見ていかねば。

*1:と、言うと、まるで無知なのがばればれですが。

*2:カバーの金髪美女。毎回、ドレスの色っぽい事といったら……