南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 夏の中の冬

 水星の太陽面通過観測は惨敗でした。雷雨の天気予報でしたが、雷はまぬがれました。時々、強く雨がおちるも晴れ間もあり。使ったことのない息子の望遠鏡を出してみましたが、強風にふきすさぶ雲の合間を縫って射し込む日光をとらえるのは、初心者には難度高すぎ。おまけに娘が好奇心満々でのぞきたがるし。あぶない、あぶない。太陽観測はもう少しおあづけです。
 午後から風はますます強まり、窓ガラスがびしばしとなります。時々、雹がふってきて、窓ガラスがかちかちとなります。主人の電話中に対話相手の庭で樹が倒れたとか。あちこちで倒木が道路をさえぎって交通混乱。ニュースを読んでみると、風は時速120kmまで達したとのこと。南島のクライストチャーチでは降雪。そういえば、夕べ咳き込んで眼が覚めて、風邪のひきはなかしらと思ったのは、単なる冷え込みだったようで。3℃までおちたそうです。これだから、ヒーターもセーターもしまえません。不安定なニュージーランドの季節は健全のようです。