南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 普通の風邪

 毎月の体調低迷期間に不摂生をしたので、即、ばい菌に見込まれました。のどのいがいが虫に始まり、鼻のぐずぐず。さっそくに買込んでおいたヴェルダの薬を試します。

Ferrum Phos. Comp Pillules

 お医者さんに処方してもらったホメオパシーの薬が底をつきかけたので、ちょっと聞き込み。どうやら健康食品やさんがこういう関係の品揃えをしているとのこと。いつも行くショッピング・センターで、時々お世話になっている薬局の向かいに一軒ありました。健康食品というと怪しげなダイエット食品など売っているような偏見で頭が一杯だったのですが、一歩入ってみると、あります、あります。ホメオ関係で読んだ名前がずらずらと。とりあえず、一つ覚えのカーライ・ビックを棚で発見。フェーラム・フォスがありませんかね、と、店員さんに聞くと、こちらなら、と、出してくれたのが、上記のコンビネーション。なるほど、なるほど、と、即、購入。

 のどの奥がいがいがと痛みだした時に、この小さなフェーラム・フォス・コンポを15粒、ぱらぱらと舌の下におとしこみ、ゆっくり溶かします。ほんのり甘くておいしい……娘が喜んでぽりぽり噛んでいたのも納得*1。しばらくすると、のどの痛みがひいていきます。しかし、普段の不摂生と不養生で体力も健康力も最低値なので、すぐに復活とはいかず、二時間ごとの服用を一日。服用後、症状がひいていきますが、時間が経つごとにじわりじわりと復活してくるばい菌の活躍。でも、翌日は、びんの指示通り、一日三回に。ものすごく眠くなり、かなり朝寝、昼寝をさせてもらいました。日曜日の、ふか〜い昼寝の後、いきなり頭がすっきりしました。まだ、鼻がぐずぐずしていますが、身体が勝利をおさめたのがしっかり実感できました。鎮静剤だとこんな感じはしたことがありません。

 効いたのか失敗素人療法なのかわからないのが、カーライ・ビック。べとべと黄色の鼻水の際はこちら、と、いうことで、のどの痛みが止まって、鼻に来だした時に、何度か服用してみました。が、鼻のつけねからくる重い頭痛がひどくなり……もともと、慢性の副鼻腔炎が持病ですので、ここを刺激するのはプロの助言をいただいてからの方が無難なのでしょう。

 症状が、中から外へ、上から下へ、との本の説明通り、のどの奥の痛みが鼻に上がっておさまり、頭痛はちょっとだけ関節の痛み、最後に足のだるさにおりて、おさまりました。ただ一つの難点は、この薬、とっても小さな粒(直径1mmくらい)です。子供の5粒はまだ数えるのが楽ですが、大人の15粒……もう少し大きめの粒にしてくれたら楽なのだけど。ま、それなりに理由があるのでしょうが。だれか、ご存知?

*1:朝、咳こんでいると、すかさず、子供は5錠ということで、ぱらぱらと口に放り込んでました。おかげさまで、その場でおさまってます。