南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 冥福を祈って

 こちらの猫さんが昇天されました。道を通りかかるといつも太陽の方に顔をむけて目を細めてやすらかに憩っていた静かな猫さんでした。もう、お年もお年ですので、姿をみかけなくなった最近、ちょっと心配をしていたのですが……

 悲しいのは死因。犬です。家の前で、かみ殺されて、こときれていたとか……一部の無責任な飼い主のために、人も猫も*1、他の犬さえも、どれだけ迷惑をこうむり、やるせない思いをさせられていることか。放し飼いは違法ですが、散歩を怠ける無責任所有者が放つ暴力犬による犠牲者たちは減りません。犬の検札とともに、首にマイクロチップを埋め込む義務も課せられているはずですが、始終動向を把握するにはほど遠し。たまたま、見つけられても、所有者は罰金、犬が処分。これでは、犬が哀れ。どう考えても、非は犬所有者にあり。なんとか、放し飼い所有者をつきとめるよい方法を考えてほしいものです。

 痛くて苦しかったでしょうが、お日さまの方へ成仏して下さいね、猫さん。飼い主さんは犬をつかまえようと、檻を開けて待ってますから、後はまかせて。

*1:そういえば、牧場で羊がくい殺される事件もあった。