The Restaurant at the End of the Universe (Pan Original)
- 作者: Douglas Adams
- 出版社/メーカー: Tor
- 発売日: 1989/04/19
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: ダグラス・アダムス,風見潤
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1983/04
- メディア: 文庫
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上の記事を書きながら、頭にまざまざと甦ったのが、このシーン。
主人公のアーサーとそのご一行様がレストランで食事となります。
動物 | 「今晩は、私が今晩のメインでございます。わたくしの身体のどこか、いかがでしょうか?肩のあたりとか……白ワインの蒸し煮などで……」 |
アーサー | 「あ〜、きみの肩?」 |
動物 | 「もちろん、わたくしの肩です、お客様。ほかの方の肩などお勧めできるはずもありませんので。」 |
ゼイフォッドが嬉しそうに動物の肩を叩きだす。 | |
動物 | 「あるいはしり肉などもよろしいかと。よく運動をし、穀物をたくさん摂取しておりましたので、良質の肉がたくさんございます。それとも、煮込みの方が、お好みでしょうか」 |
トリリオン | 「この動物は本当に私たちに食べられたがっているの? |
アーサー | 「なんてひどいんだ。こんな恐ろしい話はきいたことがない」 |
ゼイフォッド | 「なにがいけないんだ、地球人?」 |
アーサー | 「ぼくはただ、目の前につったって、食べてくれと招待する動物など食べたくないだけだ」 |
ゼイフォッド | 「食べられたくない動物を食べるより、ずっといいだろ」 |
アーサー | 「そんな問題じゃない。ぼくはグリーンサラダにする」 |
動物 | 「わたくしの肝臓も、お好みにはあいませんでしょうか?柔らかく、濃厚なお味になっていることと思います。何ヶ月も慎重な食事制限を行ってきましたから」 |
アーサー | 「サラダを食べてはいけないと、言いたいのかね?」 |
動物 | 「多くの植物たちが明白にその点を主張していますのを、知っておりますゆえ。こうした問題を避けるために、わたくしのような動物の飼育が始められたのであります。食べられたいと心底から思い、その旨をはっきりと明確にお伝えできるわたくしのような者を」 |
アーサー | 「水を頼む」 |
(概訳 南の猫)
(o_ _)ノ彡☆バンバン
と、笑っていられなくなった世の中がこわい。