南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 ラグビーワールドカップ

minami-no-neko2007-09-30


 予選はほとんど終了。ニュージーランドチームは四戦四勝、快進撃。記録だけみているとすごいけど、非常にラッキーな対戦相手ばかりのグループであったことも確か。結構、凡ミスが多い試合内容で、このまま勝ち抜き戦に入って大丈夫なのだろうか……あぁ、心配。

 ポルトガルチームがかわいかった。サッカーの盛んな国で、ラグビーのワールドカップに出ることになると、国民がラグビーチームがあったのかと驚いたとか。皆、アマチュア選手で、サッカーで稼いでラグビーの練習に励む選手もいる。オールブラックス相手にトライを一つきめて、とても嬉しそう。試合をするからには勝つことが目的ではあるし、世界一を目指すのはほんの一握りの人間にしかできない大変な偉業。タックルをひらりひらりとかわしながら、ラインを目指して風をきるオールブラックスの怪力俊足選手たちは、この高い頂点目指して緊迫感100%*1。でも、こうして、世界の檜舞台に立ったぞ、世界で一二を争うチームと対峙して思いっきり走ったぞ、楽しかったぞ、と、試合を終えた無名の選手たちの汗まみれ笑顔は100%の爽快感で、なんだか肩の力が抜けて胸が暖かくなった。また、頑張って、ニュージーランドにおいで、ポルトガルチーム。

 日本チームは一試合だけ引き分けることができておつかれさま。今回も日本チームの持つ世界新記録を塗り替えてくれるチームがいなかったことが残念。次回は応援に行くので、しっかり修行して下さい。

ラグビーワールドカップ2007 公式サイト:www.rugbyworldcup.com

*1:の、はずなんだけど……ときどき……あぁ、心配。