南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 やはり扱う側がしっかりしないと……

 三千年の歴史のあるかの大国でばりばり活躍中のid:moli-xiongさんのところでちょっとぐちっぽいものをこぼしてしまって申し訳ないので、もう少し詳しく現状報告など。

 アジア食品が手軽に手に入るようになって嬉しい昨今ですが、買う場所は少々気をつけなければいけないことに気づきました。ニュージーランドは食品の成分表示が義務づけられています。輸入物には英語に訳されたこと細かい原材料とその分量表がシールに印刷されてべったりと貼付けられます。時々、調理法の上に貼付けられるので困ったりします。

 スーパーマーケットは便利ですが、小さな専門店もやはりサポートしなければ、と、八百屋、肉屋などはできるだけ、小売店を利用するようにしています。ちょうど同じ並びにあるアジア食品店。中華ものはもちろん、日本食品も少しおいてあります。野菜買って、肉買って、ついでに日本食を買って三軒梯子、と、調子よくいけばよかったのですが。

 うちの定番としてインスタントラーメンとふりかけ、海苔、あとは、醤油、みりん、カレーなどなど。一応、品はそろってます。ラーメンはスーパーマーケットよりはちょっと高いのですが、味の種類がそろってます。ほかに時々、こどもたちのサービスにお菓子。ある日、ひとめで著作権を払っていないとわかるど○ラえ門の(日本語のフォントでない日本語のついた)ポッキーもどきを見つけて購入しました。どこ産といえば、ま、その、あそこです。うちの子供たちはポッキーが大好きです。でも、これはあまり食指が進みませんでした。どうしたものかと、私も一本試食。う〜む、いまいち。やっぱり、本場を買ったほうがよさそうですね、と、箱を検分して?英語の成分表がありません。え〜、も、もしかしたら、密輸入品ですか??箱に打たれている数字が96.8.26???ま、まさか……ほかにどこかに製造年月日か、賞味期限があるはず……いくら箱を引っくり返してもありません、^^; 10年以上前の菓子を食してしまった……誰も、おなかはこわしませんでした。よかった。

 それ以来、その店は製造年月日をちゃんとチェックしてから買うようになりました。棚にもどさねばならない品がたくさんあるのに、びっくりしました。

 結局日本食品店がちかくにないこの地域としては、スーパーマーケットに逆戻り。物によっては少々割高ですが、安全この上なし。時々、賞味期限がきれそうになったお品を破格の値段で売り出してくれるし。全国チェーン店をもつスーパーマーケットにはそれなりのメリットがあります。とりあえずは、よれば大樹の影。小売店の精進を期待しながら……ですが、残念ながら、アジア食品店は韓国経由のほうが安心というのが最近の風潮のようです。がんばっておくれやす、良心的な中国人。