南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 ちょっとすごい和訳、ほっとけ〜、もぅ

 と、読めてしまうお菓子です。

hotcake 1

「おいしさアッつ」はたぶん「おいしさアップ」
 天然こくもの添加(大爆。え〜と、うまい日本語の単語が思いうかびませんが天然物使用で、人口的なものは無添加といいたいのではないかと。
「ホットケーも」は当然「ホットケーキ」
 英訳がまたすごい。Seaweed Muffin! 買う人、いるのかな。SPECIAL MADEは、special makeか、especially made (by だれだれ、か、for なになに、と続かないと不自然な気がするけど。)何が特別なのかは不明です。

 さらに突っ込みがい満点の裏側。

hotcake 2

 成分と重量などあちこち微妙に中国語化。
 新記載法?ぶどぅ糖。
 そして謎の賞味期間「封じこあるとこるこ」どう頭をひねっても原文が思い当たりません……
「フライ物ではありません」う〜ん。こちらでは健康的なスナック菓子の宣伝文句としてBaked, Nor Friedという言い回しがあります。油を多量に使って高温で揚げたのではなく、少量の油でじっくり焼いたお菓子ですので、安全です、と、いった暗示があります*1。このノリだと思うのですが、日本ではどう言うのでしょう?
 そして「お早めにお召し上カリください」突然のカタカナ挿入。どういう変換機能なんだ。

 

hotcake 3

 英訳の項。玄米がCOARCE RICE。粗挽き米粉か。正解は玄米といいたいのなら、Brown Rice Powder (たぶん)。
「MALT PONDES」

French.Verb. pondes. Second-person singular present subjunctive of pondre.

 生まれた麦芽?できたての麦芽かな?正解は Malt Powder(たぶん)。成分が日中英で微妙に異なるんですけど。

 肝心のなかみは……ホットケーキでもなくマフィンでもなく、味のない「カール」のようでした。お世辞にもおいしいとは申せません。ま、こうしてネタにして楽しむために買ったので、そう文句は言えませんけど。

*1:実はこれでも結構カロリーが高かったりする品もあって、要注意。