南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 なつかしのヒーロー 完結間近

どうしても手放せなくて、こちらにまで持って来た漫画本の一部に入っているのが、

サイボーグ009 (1) (秋田文庫)

サイボーグ009 (1) (秋田文庫)

*1
引っ越しのたびに、箱詰めにされ、何度も読み返されてページがはずれかけている所も多数。

アニメは白黒テレビで最初は観てました。「あかいマァフゥラア〜、なびぃかぁせて〜」と主題歌にあったので、白い服に長い黒いマフラーをなびかせて車をとばす009の姿はいつも真紅のイメージで輝いていました。あ、ほら、これこれ。

サイボーグ009 怪獣戦争 [DVD]

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いつ、黄色に染め直したのだろう……たしか、中学生になったとき、赤い服に黄色いマフラーの新アニメシリーズが始まったと記憶しています。ま、その前に、漫画本などのカラーページで黄色いマフラーは眼にしていましたが。

漫画本のほうはどこまで読んだのかもう記憶が定かではありませんが、いつも気にかかっていた天使編の行方。もうだめなのかしら、残念至極、と、心の隅にひっかかっていました。でも、息子さんががんばってくれているのですね。

2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉

2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編〈1(first)〉

これは楽しみ。小説っていうところがまた、個人的には嬉しかったり……かなり賢いやりかたではないかと。故フランク・ハーバートの古典SF「デューン」シリーズは息子さんとその共作者の手で完結しましたが、同じ小説という舞台ではどうしても筆力の差が眼についてしまったのは私だけではないと思います。決してできが悪いわけではないのですが……いまだに複雑な心境です。これも、最初に読んだ和訳本は、石ノ森章太郎先生の挿絵のりりしい主人公が砂漠をかけめぐって活躍していました。そうか……009がようやく決着をつけられるのか……感無量(ちょっとおおげさかな)うぅ、しかし、どうやったら手に入るのだろう……

*1:おい、表紙の絵はどうなったんだ……