南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 すごいおにいちゃんたちが

circus 1

エーリアン、襲撃開始!



circus 2

「みなさま、おどろかず、さわがず、無駄な抵抗はおやめになって、素直に踊りましょう」
 と、いうことではないのですが、ディスコ・サーカスという催しにいってきました。中国からのアクロバットさんたちの身体をはった芸を、70年80年ディスコカバーバンドの生演奏をBGMに、堪能してきました。中国三千年の歴史を背に、いとも簡単そうに人間離れした動きを矢継ぎ早に披露してくれる黒髪の青少年たちですが、時々はさんだディスコダンスっぽい振り付けが、ビートにのっていませんがな、^^; ま、愛嬌、愛嬌。
 両手を握りしめて、口をぽかんと開けて空中ブランコをながめていた娘。
"I like the swinging the best. They swing and swing and swing and grab each other."
空中ブランコが一番すき。ゆらゆらゆらゆらして、手をつないだの)
 同じレベルの床にステージをこしらえていたので、こちらは少し見上げる感じ。目の前でとんだりはねたり宙返りをしている少年たちを見て息子は、
"Mum, some of them are about the same age as me. I might be able to do that if I practice?"
(おないどしくらいの子もいるよ、ママ。ぼくも練習すればできるようになるのかな)
 もちろんです。練習すれば、ね。
 私はむぎわら帽子の集団おてだまがとても楽しかったです。主人は地元人の馬を使った曲芸に一番感心していました。
 サーカスの曲芸が終わったあとは、バンドが本腰を入れて歌いだし、大人たちは踊りだします。娘はくるくると動くスポットライトの追いかけっこに夢中。帰りたくないと駄々をこねられました。
 一生懸命時間をやりくりして出て来てくれた主人と、久し振りの家族そろっての外出。外は大嵐でひえこんでますが、心はほかほかで帰宅できました。