南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 一人で仏滅日- おまけ

 さて、まだ、車のおるたねーたーは手配できていませんので、義父に送ってもらって学校まで子供を迎えに行きました。ちょっと早目に着いたので、これはうちで義父と一緒に楽しいお茶タイムでも、と、ちょっと期待して子供たちの待つ体育館へと向かいます。
 お迎え確認帳にサインして、いざゆかん、と、いうところで、娘のかばんが見当たりません。
「これ、娘よ、おまえのかばんはいずこに」
「我、関せず」
「これ、息子よ、妹のかばんを見たかや?」
「げんに、ぞんぜず」
 え〜???体育館に持ってきたのも見ていないという息子の言葉に、わざわざ娘の教室の鍵を借りて*1もどってみます。ありません。もう一度体育館をぐるっと回ってみます。ありません。もしかして、誰か間違えてもっていったかしら、と、係の人にころがっているカバンを調べてもらいます。ピンクのかばんなんですけど。これは○ちゃん、ここにいますね。これは×くん、あそこにいます。これは◁ちゃん、あ、そこで遊んでますね。所有者はまだ皆います。すみません、お手数かけます。
「これ、娘よ。かばんをいかにしようか?』
「我、存ぜぬ」
 "I can't remember."とけろっという娘は、わすめもの女王様です、はい。先だっては靴を教室に忘れてきました。はだしで家に帰って、翌日は違う靴を履いて学校に行きました。あ〜あ、明日にはでてくるかしら?弁当箱がくさくなるだろうな?と、ため息まじりで覚悟を決めたところで、いつも娘とよく遊んでくれる二歳上のおねえちゃんがピアノの椅子の蓋をあけて手招きしました。すっぽりと椅子のなかにおさまっていたのは……

娘のかばん ^^;

 結局、いつもより遅い帰宅時間になってしまって、楽しいお茶タイムは娘のかばん探索時間へと変身し、残念なことにお義父さまはすぐにおうちにお帰りになりました。

 やっぱり、波長が悪くてまわりまでまきこむ低調子の日ってあるのでしょうか。ま、ここで悪運は尽きたと見えて、その後やってきた13日の金曜日はいたって平穏でありました。

*1:学校の教室は下校時間になると全部鍵を締めます。