南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

結婚式 後編

minami-no-neko2005-05-02


披露宴は五時から。会場から、車で三十分くらい離れたレストランです。郊外の洒落た造りの庭付き家を、レストランに改造してあります。こういう所は大抵、貸し切り専門で、結婚式の披露宴や誕生日、結婚記念日などのパーティーの場となります。


かなり、間に時間があるので、私たちは友達夫婦を招待して、一旦自宅へ帰りました。昼を食べ損なった主人は、ここでつまみ食い。コーヒーを片手にお話しているうちに、出発の時間。地図をもらいそこねた友達夫婦を後に付け、再度車でお出かけです。


五時少し前に、レストラン到着。駐車場から玉砂利の敷き詰められた道を通って、家の中へ。小さな噴水にはバラの花びらが浮かんでいます。バーでシャンペンのグラスを受け取り、再び、楽しい談笑の時間。何と言っても、一同これだけ集まれる機会なんて、滅多にないから、話がはずみます。話したい人、全部、回りきれないのが残念。


花嫁、花婿、到着を拍手で迎え、名前をつけられたテーブルに着席します。テーブルの真ん中には、三本の金色のろうそくを囲んだ生け花がきれい。メニューは、三コース。オントレー五種、メイン三種、デザート四種の中から、自分の好きな物を選べます。Nekoはオントレーはほうれん草のスープ。と、思ったのに、前に置かれた皿は、オレンジ色のゼリーが真ん中にちょこんと載ってます。あれあれ、と、思ったら、ウェイターが、ポットでその上からスープを注ぎました。クリームのたっぷり入った薄緑色がきれい。ゼリーはカボチャでした。おいしかった。メインは鮭ステーキ。ちょっと焼き過ぎ。シャンペンのせいで、おなかがくちく、半分で降参。


ここで、スピーチ。花婿が花嫁に
“You know everything about me, yet you agreed to marry me. Thank you.”
と、言った所で会場は大爆笑。


スピーチの終わった所で、neko夫婦は残念ながら、時間切れ。デザートを運び出した、ウェイターさんの間を縫って、皆さんにご挨拶して、退場。デザートおいしそうでしたが、どうせ、入らなかったでしょうね。あー、楽しかった。皆、きれいだった。たまには、皆でこうやって、ドレスアップするのもいいものです。