南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 "The House of Flying Daggers" きれいなロマンス

ですが……もうちょっと、話がほしいような。一応、どんでん返しにどんでん返しはあるのですけど。渋い男子と若い美男子と、美しい踊り子の女革命戦士の三角関係ラブストーリーです。

チャン・ツィイーは相も変わらず美しすぎ。遊郭での、衣装とセットの色彩と彼女の舞いの豪華絢爛さには、息をのみました。その後も、色に凝り、アクションはそれなりだし、実はこの人が、あの人が、と、正体が二転三転するのですけど。

アクションだったら、「HERO 英雄」、ラブストーリーだったら「グリーン・デスティニー*1の方が、層が厚くてみごたえがあったような。この監督さんは"Raise the Red Lantern"みたいな、ずしんとくる濃厚な映画はもう作らないのでしょうか。

*1:どちらもチャン・ツィイー、大活躍です。