ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: DVD
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三度目の鑑賞(たぶん)。やっぱり、とんがり耳のレゴラス君が最高です、と、ミーハーしてます。あの身の軽さがたまりません。第一部で、雪山を皆が胸まで埋まって四苦八苦して進んでいる中、一人で足取り軽く雪上を走り抜けたシーンは本と全く同じイメージで感動しました。で、こちら、第二部は、その身の軽さが存分に戦闘シーンで発揮されてます。千歳を越えた御身とは思えませんね。
今回はおまけの方も観てみました。
- ゴラムが水をはねとばし浅瀬をばしゃばしゃと魚を追っていくシーン。夏の撮影予定が、半年ずれて冬。一日しかとれなかったスケジュールの日に雪が降ったとか。冬は有名なスキー場になる山の麓のロケです。どうしても撮らなければならない(たぶん、公園の許可云々もあるのでしょう)ので、半日かけて熱風で雪を溶かし、シャベルで河の氷を割っての撮影だったそうです。当然、何回か撮り直しをする訳で、ゴラム役のアンディさんは厚いウエットスーツを着用してはいますが、氷点下の渓流を這いずり回って出る度に「おれはまだ生きてるなぁ」と思ったそうです。
- アルゴルンの河流し。普通だったら、救命ジャケットに身を固めて、ラフティングをする白波泡立つ河で、あの装備をつけた当人を流したそうで……流されるままに縁の岩棚で底に引き込まれ、もうこれまでかと覚悟を決めたアルゴルンでありました。
と、皆様、命がけです。やっぱり、尋常ではありません、この監督。
アルゴルンの嘆き
「は〜、荒っぽい野性的なタイプがもてると思ったんだけどな……」
「まじめな話だぜ、同胞。髪を金髪に染めて、とんがり耳をつけてみろよ。君だって女性に取り囲まれるさ。賭けてもいい」
(拙訳 南の猫)
どこかにアルゴルンの逆襲がないかしら。