南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 "God Emperor of Dune" もう、二冊読むと、新刊です♪

God Emperor of Dune

God Emperor of Dune

 辛いだろうと覚悟して読んだので、それほど辛くありませんでした。3500年に渡って、サンド・ウォーム(猫的解釈、砂漠巨大ミミズ)の変態を遂げてきたレト二世の最後の自己犠牲に至るまでの経過が淡々と語られています。このデューンシリーズの中で、一番アクションが少ないのではないでしょうか。登場人物たちも何故かあまり共感のわかない性格ばかりでして……それでも、フランク・ハーバードのデューン世界ですから、意味深遠な言葉があちらにこちらにとちりばめられ、今回はそちらにうなづきながら読み通すことができました。後、二冊。そしたら、新刊です。図書館で予約したので、ちょっと時間制限ができてしまいました。がんばります。