南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 "Alice's Adventure in Wonderland" 東西いろいろ

不思議の国のアリス」と言えば、エプロン姿の女の子がうさぎを追いかけるシーンが条件反射ででてくる万国共通語です。id:suikanさんがとっても面白そうな本を注文されて羨ましいかぎり。コメント欄に紹介されていたサイトが:

中世・室町時代に知られた謎の猿楽能本
「知恵者猫(チエシヤネコ)」

室町時代うんぬんはともかく、当て字の楽しいこと。Whikipediaでは、なんと原文の話が耳で聞けるサービスがありました。
"Alice's Adventures in Wonderland, read aloud by the LibriVox project:
Chapter 1"

ちゃんと最後の12章まであります。すごいな〜、ウィキペディア。こういったAudio Bookも大好きで、時々聞いてます。もちろん、ほとんどSF話。その中でおもしろかったのが、
"Mimsy were the Borogoves" by Henry Kuttner

キャプテン・カークことウィリアム・シャットナーの朗読で、実はアリスは実在人物であのなぞなぞには深い(?)意味がこめられていたという短編。アリスファンでしたら、楽しめる事うけあい。残念なのはカセットテープなので、今時、気楽に聞けないこと。テープをCDに落とす技量がないので、試してもなかなかうまくいきません……ウォークマンは全部とっくの昔に壊れているし……