南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 陪審員の方々、判決を…… その一

JURY SUMMONS




You are summoned to attend as a juror at...

と、いうお手紙が猫宛に参りました。ニュージーランド住民の公的お勤めの一つです。

 Ministry of Justiceのパンフレットによりますと、陪審員というのは:

A jury is a group of 12 people who have been chosen at random to sit in a Court Trial, to hear the evidence and reach a verdict (decision).

 前にも一回召還されましたが、そのときは代換のきかない仕事をしているという理由で、辞退させていただきました。仕事が理由の場合、上司からの手紙も同封してその旨を説明した申告書を折り返し出さなければなりません。英語が第二外国語である場合とか、年齢が高い場合とかも、辞退を認められる理由になります。

 今回は時間の都合はつけられそうですし、いい経験だと思って*1出廷しますの返信を出しました。

 陪審員の召還で一番困るのはどのくらいの期間拘束されるのがわからないことです。この召喚状を受け取る人はたくさんいます。初日に裁判所に出廷しますと、そこで選別が行われます。ある一定の人数が選ばれると、選ばれなかった人は帰宅できます。その週の裁判の数によって、一日で選抜が終わる場合があったり、翌日、翌々日と選別のために出廷しなければならない時もあります。選ばれれば選ばれたで、裁判の長引き具合によっては翌週もお願いしますとなってしまったり……

 とりあえず、今回の召喚状では長くて三日とのこと。ガス代、駐車代、子供世話代はカバーしてもらえます。でも子供の世話はあらかじめ予約しておかなければなりません。半日ですむか、三日かかるか、わからないのに、どうしよう???と、電話をしてみました。一日の予約をしなければならないのなら、半日で終わっても一日分を払ってくれるとのこと。よしよし。娘の世話役さんと時間を調整し、息子の放課後学校を予約して、準備終了。

なんだか、長くなりそうなので、続く……

*1:決してブログネタだけのためではありませんとも、はい。