- 作者: Isaac Asimov
- 発売日: 1999/10
- メディア: 図書館
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じっくり書く暇がないうちに時間がすぎて、内容がどんどん頭から流れ出ていってしまいました、T T。とりあえず、メモだけでも……
- fissionとfusionの違い。質量欠損というできごとがあって、核融合の方が核分裂よりエネルギーが大きい。原爆より水爆のほうがこわいわけと、原子爆弾という言葉がちょっとずれている理由。
- ニュートリノとハドロンズー。なぜこんなにややこしいものを発見し続けるのかと非常に不思議だったのですが、なんとなく納得。
- 核内の力、強い力と弱い力。どうして原子核が電磁力によってはじけてばらばらにならないか。
- クオークのフレーバーの由来。色荷は単に三つそろってプラスマイナス0になるという便宜上のタグであること。
ちょっと検索でも、が、ちょっとじゃすまない……orz。む、むずかし。やっぱり大型ハドロン衝突機にがんばってもらって、だれが早くエレガントで簡素な公式をみつけておくれ〜。
この本はおすすめです。20年前の高校物理の学力でもふむふむと一応ついていくことはできます。物をどんどん半分にわけていったらどうなるか、と、いう節ではじまり、発見にいたる歴史をテンポよく盛り込みながら、素粒子までもっていくアジモフ博士の筆力にはいつもながら脱帽です。かなり古いので、超ヒモまではいきませんが、ニュートリノやクオークのくだりだけでも十二分にありがたい本です。
で、次は"Universe"に挑戦しています。いくぞ〜、宇宙の果て〜。