南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 景気さんはかなり重症で回復には時間のかかる見込みです。

 リッター$2.00を一時切ったところで歯止めのかかったガソリン代。じわりじわりと下がり始めてほっと胸をなでおろしていたのですが、今日行ってみますと、さりげなくちょっと上がっていたりします。どうなるんでしょうね……

 6月に勤めはじめた会社も激変しております。上司蒸発事件は景気とは関係ありませんが、クリスマス前にいきなり人員削減で数名解雇となりました。その中の何人かは私よりも後から雇われた人たちです。かなりシフトの幅の大きい勤務時間なので、一度に全員が顔をあわせることはありません。解雇された人の中には顔が思い浮かばない人もいます。全員あてにさよならEメールを送ってきました人もぼちぼち。そのうちの一人。
「とても残念です。主人も一ヶ月まえに人員削減で解雇となりました。でも、家族のために私は笑顔をたやさず強くがんばっていきたいと思います。どこかでお会いできるかもしれません。その時は声をかけてくださいね。来年がみなさまにとってよい年になりますように」がんばれ〜、Wさん。

 この解雇される人の名前が明かされる前に、マネージャーたちが数人ずつ会議室に呼んで話をしました。これこれの事情で○君とXさんたちにやめてもらうこととなったけど、あなたたちは大丈夫だから安心してください、との、旨。ほっとするのも束の間、休暇から帰ってきたとたんにまた会議室に呼ばれました。実はまた数名解雇することを決めたのだが、あなたたちには残ってもらいます、との、旨。こうなるとかなり複雑な気分です。ここまで経営縮小しないと大変なのだなぁ、と。実際旅行業界は今年は20%低下してしまったとか。うかうかしていられないわけです。これから、忙しくなります。自分の部署専門ではなく、他の部署と連絡をとりあって、助け合っていかないと、人手が限られているので仕事量がこなせません。皆がなんでもできる、総電話番予約係時代です。なんでもやというとちょっと聞こえが悪いですが、これからはおーるまいてぃーで適応力がないと、仕事人としても、会社としても、生き残れない時代ですね。

"We will adopt."