次元がいっぱい (ハヤカワ文庫 NF 28 ―アシモフの科学エッセイ 8)
- 作者: アイザック・アシモフ,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1985/12/01
- メディア: 文庫
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- 知らなかった……無量大数 掛け 一穣 イコール ぐーぐる (一の後に零が百個ついた数)。数の単位だったんですね、と、ここで無知を大公開。この本を書かれた当初 (1964年) はいんたーねっとはまだありません。訳された (のは1984年) カタカナ語はグーゴル。こちらの方が定着していたら、ぐぐるではなくて、ぐごる。お手軽さがひっぱられて、ちょっと重みがあるような気がします。
- 思い出した……二進法の計算法。そうそう、こうするのね。バーコードもこういう理屈で情報がつまっているのね、ふんふん、と、読み流しまして、もうすっかり計算法は頭から抜けました、orz。ま、ぐごってすぐにやりかたは見つかるでしょう。
- え〜と?……「無限数列よりは無限性が高いが、線上の無限の点ほど無限性の高くない無限が存在する(とは証明できていない)」証明できたら、世の中がかわったりします?全然わかりませんが、言葉がおもしろいので書き留めておきます。
- ちょっとずれてる……「地球は太陽のまわりをまわっているわけではない。共通の重心のまわりをまわっている。」他の惑星もたいていの重心は太陽表面の内側だけど、木星だけは例外だそうです。
- 個人の時代……血液型というのは、あくまで型であって、厳密にいいますと、一人一人微妙に違うそうです。
指紋、眼、歯、に続いて、血液でも鑑定ができる時代がくるかも。本とは関係ありませんが、実は腸内細菌なども個々人で千差万別のコロニーを育てているそうで、そのうちそちら方面でも鑑定方法ができるかもしれないとのこと。おとしもの常習犯の犬飼い主鑑定に是非実用化してもらいたいものです。