南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 一人で仏滅日 - 間奏曲

 朝の部をクリアしたのち、一時間ほどの遅刻で事務所につき机にたどりつきました。とりあえず、安心させようと主人に電話をします。眠そうな声での応答。
「もしもし?』
「あ、まだ寝てた?ごめん」
「いいけど、どうした?」
「一応無事についたけど、おるたねーたーがとまっていたんだって」
「あ〜」と、非常に納得した声を出した主人は実は若い頃少し車の整備士をしていた時もありました。「でも、どうしてわかったんだ?」
「AAの人が教えてくれて……」
「AA?」
「高速道路でエンジンがとまって……」
「とまった?」
「おまわりさんから電話こなかった?」
「おれはうけてないぞ」
 ???英国訛りのおまわりさんは誰に電話をしたのでしょう?主人にもう一度最初からの経過報告をして、電話を忘れたことに対するお小言をいただいて、電話をきりました。さ〜て、と、いうことは……
「誰か、私が遅れるって電話してくれた?」と、向かいのNちゃんに聞いてみます。
「何も聞いていないけど」
 誰かがやむをえない事情で遅刻したり、欠勤したりする報告は、たいてい社内Eメールで送られます。
「朝、高速でね……」と、ここでもう一度経過報告。
「おまわりさん、電話してくれたって言っていたけど、誰と話したんだろう」
「そんなものよ、おまわりなんて」と、さらりと言うNちゃん。
「う〜ん、英国訛りのおもしろい若いかわいいおまわりさんだったのだけど」
「あら、ラッキーだったじゃない」^^;
 幸か不幸か私の上司もお葬式で午前欠勤。一応遅刻報告のEメールを送って、仕事にかかったのでありました。