スパイ・キッズ ３D ゲームオーバー マリアナ海溝よりも深く、没

見てしまいました。駄目ですよ、こんな映画作っちゃ。

一応、３D。ですので、ビデオ屋さんで、あの赤と青のセロファン張った、ボール紙の眼鏡を一緒に貸してくれます。これは、ちゃんと返さなければなりません。別に、これは特に新しくはないですよね。私は覚えてます。子供の頃、「忍者赤影」の３Dに連れて行ってもらった事。話の途中であの剽軽な忍者、黄影（かな？）が、「じゃ、ここらでちょっと、眼鏡をかけよう。」とか、言って３Dシーンが盛り込まれていました。できのほどは全然覚えていませんが、わざと眼鏡をかけずに見てみて（その頃からあまのじゃく）、すごい色だったのは印象に残っています。

息子のつきあいでなかったら、借りてきませんでしたけど。テレビの画面だから、余計かもしれないですけど、目への負担が非常に辛い。時々、休憩がありますが、３Dの時間の方が断然多いです。ま、一応、細工は上々。手やボールやその他もろもろが飛び出してきます。子供には楽しいかな。しかし、いかんせん、主役が全然演技がうまくならない。予算は、１、２、３と段々大きくなっているのはCG見てるとわかるけど、質が反比例。どうして？３なんて、豪華キャスト（？）ですよ。ジョージ・クルーニー（オーシャンズ 12 特別版 (初回限定 BOX仕様) [DVD]、バットマン&ロビン?Mr.フリーズの逆襲!!? [DVD]）が大統領役、シルベスター・スタローン（言わずと知れた、ランボー [DVD]、ロッキー 〈 特別編 〉 [DVD]）が悪役、ロード・オブ・ザ・リング 知られざる中つ国 '旅の仲間編' [DVD]に始まる三部作のフロド役イライジャ・ウッドまで出てます。父親役はあのアクセントがしびれるアントニオ・バンデラス。恒例に最後のなったNG特集（これはあのジャッキー・チェンが始めたんですよ！）で、ジョージがシルベスターの口調を物まねしなければならなかったシーンの後の一言。「これで、おれのキャリアも終わりだな。」全くです。

４は出るかな。出るでしょうね。で、又、見なければならないでしょうね。劇場に、父親だけ送るという手もあるか。何かまともな映画を借りてこないと、感覚が麻痺しそうです。「アイ,ロボット 特別編 [DVD]」、もう一回借りようかしら。