南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

バイリンガル志望

ひらがな練習


一応、子どもたちに話しかけるのは日本語で徹底しています。息子も、最初の言葉は日本語でした。ちょうど、母の看病で日本に帰国する機会がたくさんあったため、二歳前後の息子の言語環境は恵まれた物でした。当然、日本ではまわりは日本語だらけ。なかなか、お話上手で、日本の公園で他のお母さんに褒められました。帰れば帰ったで、パパとは上手に英語でお話。ママとはちゃんと日本語でお話。


ある日
neko: じゃ、少し、テレビ見ていいよ。何にする?
息子: ぼく、雷の鳥さんが、見たい。
neko: そんなビデオあったっけ?
息子: パパが買ってくれた雷の鳥さん。
neko: どれ?
息子: あれ、あれ。
と、指差したのがサンダーバード。成る程。すごいですね。ちゃんと自分でタイトルを和訳してくれたのです。


古き良き時代。幼稚園、学校と行きだすと、自然に英語環境に押され、お話は今では英語一本。こちらの話す事はわかるらしいけど、返事はいつも英語となってしまいました。ちょっとかわいそうなのが、叱られる時。母親に日本語で小言を言われ、ごめんなさい。脇で見ている、話のわからない主人から、同じ内容で再度英語で注意されて、もう一度、ごめんなさい。もう、ママに言われたと、口答えしない所が、偉い。一回、従兄弟が子どもを連れて、来NZ。日本語でお話を頼みましたが、やはり、少し大変そう。理解できるけど、言葉がなかなか出てこないようです。きっぱり、練習不足。日本に行った時、皆と遊べないぞ、と、脅かして、ようやくひらがな練習を始めてくれました。


娘は今、単語習得中。赤ちゃん日本語と、赤ちゃん英語、半々の割合で話してます。しかし、多勢に無勢。旗色悪し、日本語。母子三人、楽しい日本語会話の夢は遠いです。