南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 「いたいいたいx2」で、いきなり足を酷使した日曜日

 あまりお天気がよくないので、近場の学校へと散歩。息子は自転車。娘は徒歩。私は乳母車を押してしんがり。さっさと行きたい息子。あちこち寄り道したい娘。
「にいにのところまで、よーい、どん!」
と、のせたのはいいけど、足をもつらせ、娘は見事に転倒。コンクリートの歩道に勢いよくキス。乳母車のブレーキをかけるのももどかしく、ダッシュで駆け寄り、抱き起こします。唇は派手に血が出るものですが、実はそれほどでもありません。プライドの方がよっぽど重症の娘を乳母車に載せ、とっておきのお菓子を握らせ、再度出発。

 無事に学校に着いて、息子はさっそく校庭周回の旅。
「This is only qualification.」
「Now, it's time trial.」
 よくわかりませんが、レースをしているらしい。しばらくすると、私も自転車を貸してもらえます。椅子は流石に低すぎるのですが、のれないことはありません。頬をなぞる風はいつも気持ちのいいものです。でも、哀しいかな。ふだんの運動不足で、すぐ足がだるくなり、休憩。息子のレース再開。娘は幅跳び用の砂場。あ〜、平和、と、気を許した途端、大きな叫び声、というか、泣声。校庭の向こう側で、息子と自転車が倒れてます。だるい足も忘れてダッシュ。ハンドルをとられて、バランスを崩し、ハンドルの角で思いっきりおなかをこすってしまいました。見事な楕円形の打ち擦り身。これは真剣に痛い。内臓破裂とか頭をよぎりましたが、単なる被害妄想。背中をささえて、落ち着かせている間に、娘も心配して、校庭を横切ってやってきました。偉い。
 しゃくりあげが収まった所で、又、校庭の端から端へジョギングで荷物と乳母車を収集。さて、どうしましょう。自転車と乳母車を両方押す事は不可能です。娘に乳母車を押させたら、家に着くのが明日になってしまうし。自転車を置いておいたら、もっていかれるのは当然。とりあえず、平らな所は息子が娘の載った乳母車を押し、私が自転車を持ってことにして出発。家から学校までは一本道で同じ側で、いとも簡単なのですが、坂があります。途中でぐんと落ち込み、又、上がります。下りの途中のバス停で娘の乳母車にプレーキをかけさせ息子を座らせ、私は自転車でダッシュ。家に着いて、自転車を置くと、今度はバス停までジョギング。後は、おなかを抑えた息子をなだめながら、ゆっくり徒歩でした。

今日の教訓
娘:前を見て走ろう
息子:自転車は平らな所で止めよう
母:健脚であるにこしたことはない(明日が怖い)