南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 サラダもろもろ

minami-no-neko2006-11-10


 野菜ついでにサラダのお話など。日本人のお米好きは世界的に知られていますので、おもてなしにお米を出してくれる家庭もあります。西洋家庭でお米を利用した料理というと、ライス・サラダ。長米をさっとゆでて冷やし、それにトマト、パセリ、それにケイパーという微妙な味のする漬け物の一種などを混ぜ、オイルと酢、又は、レモン汁をあえて、一晩ほど寝かせた冷たいサラダです。あなたのために作ったのよ、といわれて、食べずにはいられない状況に追い込まれた知人の数はかなりのもの。これがお気に入りになったという知人は、今のところ、皆無です。

 レタス、キュウリ、トマトなどにフレンチ・ドレッシングという定番ももちろんあります。レストランでコースメニューなど頼むと、野菜がサラダが温野菜かの選択ができる所もあります。まるで、別皿で、追加料金の所もありますが……Tossed Saladというとたいていがこのレタスもろもろのサラダ。温野菜は季節ものをあつらえている所が多いので、どんな野菜が出てくるのか聞いてみるのも一興。

 クルトンとチーズ入りのシーザー・サラダは、これだけで昼ご飯をすませる人もいます。チキン・サラダにいたっては夕ご飯のメインともなりえる立派なボリューム。デザートかと思わせるチキン・フルーツ・サラダなどもメニューでお目にかかることもあります。ちなみに、私はこういったタンパク質の加わったサラダは苦手です。

 思いがけずにおいしかったのが、ほうれん草のサラダ。火を通していないほうれん草……と、ちょっとひるんだのですが、まだ若い柔らかい葉はあくがなく、手作りのオレンジと蜂蜜の入ったオリーブオイル・ドレッシングは絶品でした。

 思いがけずに手を出せなかったのが、サラダ菜・トマト・ピーマンなどの定番にローストされたサツマイモ・カボチャ・ナスをあわせたサラダ。サラダ菜もトマトもピーマンも好きです。ロースト野菜も好きです(ナスは苦手だけど)おいしいから食べてみなさい、と、制作者に勧められるも、ロースト野菜と生野菜を別々に拾い食いする情けない食べ方となりました、^^;。あまり、売れ行きもよくなかったようですが、混ぜて食べた人っていたのかしら?

 思いがけずにおいしかったのが、キャベツの代換品で出されたレタス。おいしく安い鍋物中華やさんがあります。テーブルの上で、ドーナツ型のアルミ鍋にだし汁を入れて火にかけ、いろいろな野菜とワンタンやら団子やらを煮て、みんなで箸でつつく料理。最後は白ご飯と生卵が出て来ます。だしのたっぷり出たスープにご飯を入れて、生卵をさっと流して雑炊でいただきます。おいしきかな。ここで、いつも出て来るキャベツが品切れだったのか、ある日、レタスがでてきました。こ、これを料理???と、顔を見合わせるアジア人。よいんでないの、と、屈託なく鍋につっこむ西洋人。結局あまり味のないレタスですので、さっとゆがくとスープの味がしみてしんなりとなかなかの舌触りでした。

 レタスはあまり栄養価がないと聞いていますので、うちでのサラダはもっぱらキャベツ。猫家の簡単即席キャベツサラダのレシピです。ドレッシングはサウザンド・アイランドと呼ばれる甘口のもの。子供に好評です。

  • ドレッシング
    • マヨネーズ 大さじ 2
    • トマトケチャップ 大さじ 2
    • 酢(うちはモルトビネガー使用)大さじ 2
      • こびんに材料を合わせて、ひたすら振ります。
  • サラダ
    • キャベツ 3-4枚
    • 人参 小一本
    • ピーマン(赤でも黄色でも)適量
    • 小ネギ 適量
    • セロリを加える人もいます。
      1. キャベツは適当に切ります。千切りでもよいのですが、うちは箸で拾い難いのでざく切りです。
      2. 人参はおろし金であらくすります。
      3. 小ネギ、ピーマンも好きな大きさに切ります。
      4. サラダ・ボールに野菜をあわせて、ドレッシングをあえて、できあがり(今日の画像)。