南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

ゴミ箱

ゴミ箱



Nekoの在住するこの町は、普段はオークランドと呼んでますが、本当はWaitakere City. 正式には、Waitakere City, Auckland Regionとなるらしい。でも、手紙は、オークランドでも、ワイタケレでも、ついてしまいます。いい加減で、のんびりした、お国であります。


この、Waitakere Cityは、自称エコシティー。自然保護に力を入れています。ハイキングコースやマウンテンバイクができる大きい森林公園や、サーフィングで世界的に有名(?)な海岸もあります。当然、ゴミ処理も気を使います。ゴミ収集は、週に一回。普通ゴミと再生ゴミ(プラスチック、瓶、缶類)と、紙の三種を家の前の道ばたに出します。それを、それぞれの担当の清掃車が回収して回ります。ので、週に一回、大きいトラック(日本の清掃車の二倍はある)が三台、家の前の道路を戸別訪問してゴミを拾って回る訳です。


普通ゴミは市の指定のプラスチック袋をお店で買います。この有料ゴミ袋の導入は数年前。再生ゴミを推進するためと言う事ですが、それ以来、もう二回も値上げ。結構、家計に響いてきます。勿体ないからと、うちでは、できるだけ詰めてから出します。庭に生ゴミ処理のCompostなるものがあるnekoの家の、主な普通ゴミは娘の紙おむつ。これは重い。目一杯詰めると、たぶん20キロにはなるのではないでしょうか。(海外旅行のスーツケースの重量制限の上限、もう、持った感覚だけでわかる)この前、たまたま、ゴミ収集のトラックが来た所に出したら、お兄さんに注意されてしまいました。袋にも重量制限があって、15キロだって。知らなかった。


紙は、もうちらしから新聞から何でもあり。段ボール箱に全部ポンポンと詰めて、箱にフタしてだします。


生ゴミは、今まで、写真の右、緑のプラスチックの箱でした。本来はプラスチックのボトルとか、つぶして出さなければいけないらしいけど、はっきり言って誰もやってません。そのまま、ポンと入ってます。箱はすぐ、一杯になってしまいます。パーティーなどやった日には、ビール瓶やワインの瓶、その他もろもろで、段ボール箱に入った再生ゴミが何個も並ぶ羽目になります。ゴミ収集の日、息子を学校に送って、歩道を歩きながら、ほう、夕べはよく飲みましたね、と、ご近所の事情を密かに偵察。だって、見えちゃうんだもん。そのまま、外に出すと、風の強い日など、ゴミが路上に散らかります。これは、まずい、と、いうので、市はミニスクーターにのってひばしでゴミを拾う人たちを雇いました。清掃車が通った後、ミニスクーターが歩道の上をラッタッタと走りながら、ゴミ拾いしてます。


これが、結構、手間とお金がかかるというので、新再生ゴミ箱の登場。今日届きました。写真の左。お、大きい。Wheelie Binと呼ばれる車付きのゴミ箱です。七月から、これと紙を隔週で集めてもらうこととなりました。これで、再生ゴミ清掃車は、隔週、ミニスクーターは、さようなら、と、言う事で、最終的には経済的である予定。でも、パーティーやる家だったら、やっぱり、すぐ一杯になりそうです。