南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 酒バトン

id:Tpongさんからいただきました。

  • 今、冷蔵庫に入っているお酒の容量は?

ビールが一ダースほど(主人のビール用小冷蔵庫)。料理用の白ワイン、ビンに半分。

  • 好きな銘柄は?

銘柄はこだわりません。と、いうかわかりません。何でも試してみるのが好きです(芋虫入りの酒だけはちょっとパス)。ビールは生、ワインは赤、日本酒はあまり辛くない生酒などが結構好きです。すぐ、顔に出て、酔うと眠くなるので、量はあまりこなせませんが。

  • 最近最後に飲んだ店は?

店ではありませんが、主人方の親戚の娘さんの21才の誕生日パーティー(こちらの成人式に値します)にお呼ばれしました。広い果樹園に囲まれた母屋の隣の納屋を改造した、台所カウンター付きのパーティー室(というのか)で120人ほどの大パーティーでした。(私と主人はもろに羨望の眼差し、お医者さんはどこでも裕福です。)テーマが007だというので、チャイニーズドレスを着ていった私は思いっきり浮きました。皆、フォーマル。主賓とその友達は、細い肩ストラップでひっかかっているきらきら薄物ドレス。むきだしの肩や背中のきれいな事。すらりと長い足には、細い高い踵のサンダルがよく似合います(最後のダンスでは、履きすてられて、裸足でしたが、^^;)。肝心の飲み物ですが、カウンターがバーになっていて、カクテル飲み放題。サントリーのメロンリキュール、ミドリがお気に入り(最近の若者のファッションか)らしく、どれもこれもミドリを使ってました。まづ、Japanese Slipper(Japanese Slipperをクリックして下さい)。甘すぎて、飲めません。結局、全部試して、全滅でした。一応、甘党なんですけど、限度が、、、

  • よく飲む、もしくは思い入れのある5杯(思い出の五件ということで)

Hawke's Bay Winemakers Charity Wine Auctionというのがあります。ホークスベイはニュージーランドワインの主産地の一つです。ここの第一回目のオークションで、最高値で落札されたデザートワインをご相伴させてもらった事があります。貴腐ワインという、とても甘いワインです。舌にすっと溶ける嫌みのない甘みと、後に漂う蜜の香り。オークションが大成功に終わって、お祭り気分のワイナリーでスタッフ達とちびりちびりと味わいました。周りは見渡す限りのぶどう畑。空には満天の星。地上の極楽でした。

この貴腐ワインを産み出したのが、ナタラワ・ワイナリー。私たちのお気に入りのワイナリーです。ここの主は辛口の白ワインを誇りとしていますが、赤もデザートワインも逸品です。ここで、vertical wine tastingと言う物に参加しました。同じ系列のワインを年代別にテイスティングするものです。私が選んだのは、もちろんデザートワイン。ワイナリー創設時からワイン作りを手伝って来たという筋金入りの技術者が、説明しながら、一杯一杯ついでくれます。若いワインもすっきりしておいしいのですが、年を重ねるにつれ、こってりまったりとしていくデザートワイン(糖分が多いのでかなりもちます)。リキュールみたいにしつこくはありません。目の前にグラスを並べ、香りと味を比べながら、ぴったりとくるデザートを考え、話し合って、すっかり気分はワイン通。意気揚々とテーブルを離れた途端、教えてもらった事を全部忘れました。一緒にいた弟はすっかりとりつかれて、数本買い込んでいきました。

母は定期的に船便小包を送ってくれました。月刊SFマガジンとインスタントラーメン、お茶漬け、その他諸々。今は、随分日本食品を扱う店も増えたのですが、当時は貴重でした(高かったし)。ある日届いたダンポール箱。いつもの嬉しい食料品に加えて、目を引いたのが一リットルのペットボトル三本。???。ウーロン茶らしい。これくらいなら、こっちにもあるのにな、と、不思議に思いながらも、食料品棚へ。母は、箱を閉じずに郵便局に持っていき、計りに載せて、もう少しで次の値段といく寸前まで物を詰めて(主にティッシュペーパー、在る箱にはトイレットペーパーまで)くれる人だったので、今回もその口かと。数日後の電話。
「箱、届いた?ボトル、無事、着いた?」
「うん。」
「飲んでみた?」
「まだだよ。なんで、ウーロン茶なんて送ったの?」
「あれね、中身が違うの。」
何と、手作り梅酒を詰めて送ってくれたのでした。よく見ると、ふたはガムテープでぐるぐるまきに閉めてありました。梅酒大ファンの主人とありがたくいただきました。税関がまだ、のんびりしていた頃のお話。今では、絶対無理です。疑わしきは、開けろ、捨てろ。即、焼却(?)処分でしょう。

バランタイン30年もの。ウイスキー大好きの主人の憧れ。無駄遣いできた独身時代にボトルを持っていました。結婚のお許しをもらうため、私の父に電話をする前、度胸をつけようとあおったのがこれ。(緊張のあまり、手が震え、最初の一杯をこぼしたのは、書くまいと思ったけど、書いちゃった。)無事、お許しが出て、改めて乾杯したのは言うまでもありません。

父と飲んだ、なま酒と濁り酒。成田に向かう前、駅前地下街の小さなお寿司屋さんで、小さなボトルを一本ずつ。名前は忘れてしまいました。濁り酒の方が、甘い匂いだね、などと言いながら、飲み比べ。これが、最後の晩餐、ならぬ、昼餐になってしまいました。

  • ジョッキを渡す5人

困りました。飲んでそうな人はもう、バトンが回ってますね。又、あっちに飛ばしていいかな?koyanさん、まだ、ツレちゃんつれて居酒屋行ってますか?mariaさんはだんなさんと飲みにいきます?Yooさんは飲まないって、どこかに書いてあったと思うけど、もし、何か面白い話でもあったらお願いします。面倒だったら、スルーして下さいね。