南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

 医者事情

今、家族全員でお世話になっているのは、Hメディカルセンターと言って、複数のお医者さんがいます。週末も開いているし、結構遅くまでやっています。一応、かかりつけのお医者さんはいますが、毎日いらっしゃる訳ではないので、数人のお医者さんに診てもらうことになります。これが、ちょっとあたりはずれがあって、恐い。入れ替わりも激しかったりして。常駐のお医者さんはやはり人気があるので、予約がとれにくく、今回のような急な場合(子供の場合はいつもこのケースですが)絶対と言っていいほど、予約はとれません。一度、ひどい女医さんにあたりました。予約時間を半時間ほどずれて(時々ありますが)、えらくせかせかして、ちっともこちらの話を聞いてくれませんでした。ちらっと息子を診ただけで、診断。湿疹でしたが、他の場所を診てほしいという私の要請を、息子がもうかゆくないと言っているからと腰を上げませんでした。(親と子供とどっちの話を信じるんだ)と、内心ここでマイナス点。しつこく三度ほど食い下がってやっと(かなりふっくりしたお方でしたので、文字通りの)重い腰を上げてくれました。好転しないので、一週間後、今度はかかりつけのお医者さんに診てもらったら、違う診断。「誤診」です。はっきり。又、X印が一人増えました。かかりつけのお医者さんは本当に好い方でどこまでもついていきたいのですけどね。一週間朝から晩まで働く訳にはいかないし。

お医者さんで処方箋をもらうと、薬局に出向いて薬をもらいます。薬剤師さんが処方箋を受け取って、薬を調合してくれるまで、少々待たされます。Hメディカルセンターは隣に薬局があるのですが、普段いるインド人系のお姉さんたちぶっきらぼうで恐いです。薬を渡すときも、何の説明もなし。息子の湿疹の薬をもらった時は、「書いてあるから読みなさい」との仰せ。でも、書いてあるのは、塗り薬と回数だけ。前回にもいろいろもらっていたので、こんがらがりました。今日のおじさんは優しくて、説明とスマイル付き。書いてあっても、もう一度耳から入ると安心です。常駐勤務の店員よりも、週末勤務の店員の方が、愛想がいいっていうのも変な話です。薬局は、昔、通っていたお医者さんのお向かいにあった所が最高でした。子供用の小さなお遊びコーナーまであって、お姉さんたちは、皆いつもにこにこ、ていねい。でも、そこも一人だけいた名女医が去って行った後、誤診のしまくりで、家族で脱走した口でした。うまく、いかないものです。