南の猫の新西蘭雑記

日本も結構好きなのですが、根っこがこっちに深いです。

結婚式 中編

お式は二時から。招待客はかなり前から到着して、皆で談笑を楽しみます。白いリボンのかかった、ワックスでぴかぴかに磨き上げられた、これ又真っ白のブライダル・カー到着。この時には、皆、会場の中に着席しているので、花嫁さんはまだ、見られません。


旦那さんとbest manはもう、会場内で待っております。まず、flower girlの入場。花嫁の姪っ子(十歳前後)が、光沢の美しい藤色のサテンのロング・ドレスを着て、しゃなりしゃなりと歩きます。栗色の髪を結い上げて、可愛い。そして、ring bearerは甥っ子。一人前のタキシードを着込み、結婚指輪を結びつけたクッションを掲げ、前のflower girlの続きます。そして、maiden of honour、花嫁の妹です。Flower girlとお揃いの藤色サテンドレス。きれい。いつもの、メークなしのトレパン姿の農場のかみさんはどこへやら。馬子にも衣装、じゃない、磨かれざるダイヤモンドですね。磨き込んだら、光る光る。磨き込みにどこくらいかかったか、後で聞きました。メークとヘア・セットで、正味二時間強。そんなものかな?


そして、真打ち、花嫁さん。いぶし銀色のドレス。頭には、ティアラ。両脇をかためるは、身体の調子の良くない花嫁の父に代わって、二人の息子。新郎新婦ともども、再婚なので親と子供から祝福されてのお式です。会場は笑顔で一杯。


賛美歌と詩の朗読。誓いのキス、指輪の交換、婚姻届けの署名。


式が終わると、又、皆で和気あいあいと団欒の場。久しぶりに顔を見る親戚、友達同士、話がはずみます。そして、披露宴へと、場が変わります。